
はい、お疲れ様です。
最近はまったく釣りに行けてません。寒いし釣れないしで遠ざかってます。
で、
先日、知人からコンクエストDCのクラッチ・レバーが戻らなくなったと修理依頼がきた。シマノに修理に出したが既に対象リストから外れてしまっているらしく修理不可で戻ってきたらしい。今回は修理がてらソルトで使用されているベイトリールの内部がどのようになっているかお見せしましょう。OHの解説をされている記事は沢山あるので分解手順が知りたい方は、今回はごめんなさい。
ちなみに、このリールのオーナーはシーズンオフに豆にシマノさんでOHされている方です。でも、ベイトリールにはソルトの環境は過酷なのよ。
では始まり始まり

購入したのが2005年だそうです。
まず、ハンドルとメカニカルブレーキのキャップを外すと・・・うわっ、この先が怖い(笑

DCのユニットを外します。

スプールを外すとシャフトがすごいことになってるぅ(笑

フ、フレームが!

メインギアとのご対面前に、潮溜まりすぎorz

メインギアとのご対面、ソルト対応としてあるけどグリスの量が少なすぎないか?

グリス少なすぎだろ(笑

ぎゃ〜!勘弁してぇ

メイン・シャフト受けのベアリングは小さいな?ココも腐食が始まっている。シャフトが抜けないわけだ。加工精度が良いことが裏目にでたね。

ベアリングがヘドロで・・

おっと!問題発見。こんかいのクラッチが戻らない原因なのか?腐食してメッキが浮いて太くなってる。

裏の座面も?この面はまずいでしょ!樹脂パーツを押さえてるんだよね抵抗になる。

修正のため削ってみたらスがあるんだけど(笑

この部品もゴッソリ削れて重症

今回の最難関だったレベルワインダーの週動子のキャップ。マイナスの溝が浅くてみごとに舐めた(笑 この塩っぷりじゃ無理だわ!

これはハンドルのキャップを外すジグ。クリップで自作したもの

あなに入れて引っこ抜く

いかがでしたか?ソルトでベイトリールを使った時はマメなメンテンナンスをお薦めします。今回のメンテナンスで思ったこと。メーカーのメンテナンスはグリスの塗布量が少ないなっと。それと高価なリールは加工精度が高いね。細かな調整を入れなくてもしっかり組み上がる。パーツの保有年数が過ぎたから修理はできません!じゃぁ少々勿体なく感じた。
ではまた!
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